マリーゴールド(草)

マリーゴールド(草)

子ども(明日奏)が生まれたことを機に、僕達の心情の変化みたいなものを残してあげられたらな。と思っています。

あすかが生まれてから初めてのお盆。
僕は土曜日も仕事に行ったりしているので(15時まで)、こんなに長い休み(8日)はめずらしかった。
妻とあすかと3人で出かけたのは、ベビーカーで散歩(涼しい時を見計らって)。電車で2駅のショッピングモールにご飯と買い物(2、3回)。スシロー(歩いて15分)。
当然、家にいる時間が長かったので、なるべくあすかの近くにいるようにしていたつもりだった。が、僕の手伝いは妻が思っていた程、助けにはならなかったようで、険悪な空気もしばしば。妻も僕もあまり休んだような気がせず、盆休みは終わった。個人的にはどちらかが見ている間、お互いが自由な時間をつくったりなど、空気の入れ替えを提案したかったけど、うやむやになっちゃった。その先の話は出来ず。
モヤモヤしたまま、休みは終わりです。保育園に預けられるようになったら、妻はパートに出かけるでしょうが、うまくガス抜きの方法を考えないとな、とぼんやり考えています。あすかが生まれて半年、成長の喜びの反面、大変な部分も積み重なってきているのでは……と思います。
早いもので生まれてもう3ヶ月になりますが、毎日娘の成長を楽しむ反面、生活としては少し単調に感じます。僕がそう思うくらいだから、娘に付きっきりの妻はもっとじゃないだろうか。もちろん、娘が泣いたりとか、言ってる間にハイハイを始めたりしてバタバタするので時間が経つのはとても早く感じます。ですが、定期的にミルクをあげること、一緒に遊んであげること、寝かしつけ。大まかな流れに単調さを少しだけ感じます。

書いてて今頃バカらしくなってきましたが、贅沢な悩みというやつですね笑
僕は記憶力は自信のない方だが、ときどき自分の嫌いなものを思い出して再認識しないと、自分が分からなくなってしまいそうで怖い。人並みに嫌いなものはあるし、食べ物は妻と比べてもそうだが、普通の人より多いだろう。小さい頃から、トマト、玉ねぎ、なすび、長ネギ、ニラとかセロリなどの野菜が苦手だった。ただ、時間が経つにつれ大人になるにつれ、その嫌いな野菜たちを周囲に大声で発信し続けないと、自信がなくなってきたように思う。ただ、間違いなく不味いはずなのに。
トマトは味が駄目。煮込んでスープになどしたらおわってる。玉ねぎ、長ネギは食感がだめ。何か舌触りがヌルヌルしてる。なすびもそう。何かぐにゃぐにゃで、なすび!って感じ。でも…‥…。
当たり前だけど食べる機会が多い、サラダに入ってるわ、カレーに入ってるわ、玉ねぎやネギなんて何にでも入ってる。トマトのヤツもだ。最近もてはやされてる。
時間が経つにつれ、いかに体に良いか、健康に生きるために必要な成分が含まれているであろうことなど、人間にとってあまりにも多くのプラスの要素が刷り込まれて、むしろ進んで食べるようになった。食べるようになりだしてからは不思議な感覚だ。美味しいとは思わないけど、体が欲しているような感覚がある。顔をしかめながらトマトジュースを飲む。不味い!だが不思議と爽快な気分だ。
僕はこれらの食べ物を果たして嫌いなのだろうか。